GKC2

チェスタトンなんかにハマってる場合じゃない!

よっっっく分かっているのだけれど、欲を満たして沈静化する方向で行きます。あさってまでにはケリをつけたい。今のところ燃え広がっているのは、『木曜の男』+茶色神父少少、という範囲なので、被害は中程度に抑えられそう…か?


amazon.com『木曜』朗読をDL買いしてしまった。カットなしで6時間強、10ドル也。
でもこれが全然良くない(涙)。声も口跡も、チェスタトンらしさゼロ!! 主役のサイム以外、皆が皆、まるでジャガー氏(ディケンズの)みたような喋り方じゃないかー。でも10分も試聴したんだから文句はいえない。他にも出てないみたいだし…ベングィンブックスかなんかで新しい朗読出してくれないかなあ(涙)。


BBCチェスタトン特集のストリーミングを聴く。著作からの引用もすこしあり、『木曜』からは日曜の「サイム君、きみは詩人だ」あたりの長台詞をのりのりで読んでくれてる。

しかしなんといっても注目すべきはチェスタトンの肉声(1933年)。あの体型から、こんな声が発せられるとは私も思ってもみなかった。
でもって、これちょっとした席上スピーチなのだけど、オーディエンスから笑いが起きる ⇒それにつられてチェスタトンも笑う(!)、その笑い方がなんともあやしい かわいらしいのです。何度聴いても笑ってしまうよ。
チェスタトン好きは是非聴きましょう。4分前後から。


The Annotated Thursday: G.K. Chesterton's Masterpiece, the Man Who Was Thursday
『注釈付 木曜 The Annotated Thursday』という本が出ている! amazon.comで立ち読みすると、全集のものよりかなりねちっこい注のようなので喜んでスカイソフトで購入。
気になるのは表紙のイラスト(チェスタトン画)。ちょうど8人いるが、『木曜』の面々には当てはまらない気がする…左から5人目はいかにもサイムって感じはするけど。