2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ドンジョ談義

A『自分にもレポレッロが一人ついててー、一幕に一度くらいの頻度で「生活を改めろ!」って小うるさくいってくれたらな、って思うんだけどね』 B『ふーん』

GKC2

チェスタトンなんかにハマってる場合じゃない!よっっっく分かっているのだけれど、欲を満たして沈静化する方向で行きます。あさってまでにはケリをつけたい。今のところ燃え広がっているのは、『木曜の男』+茶色神父少少、という範囲なので、被害は中程度…

サトクリフの非児童文学

神父に並行して英雄にも手をつける。ローズマリー・サトクリフの『英雄アルキビアデスの物語』。 サトクリフの一般向け歴史小説も邦訳刊行がすすんでいるとは知らなかった(汗)。ロビン・フッド伝説には食指が動くなあ。2週間ばかし前に読みはじめた『アル…

GKC

酒粕プリンなぞ食しつつ某友と雑談。 とりとめのない…ファミレスでパンナコッタを注文した老夫婦についてなんて話をしていた友が、次の瞬間 眼を光らせて、「わたしはフランボウなのだよ」といいだしたものだから、呆気にとられた。私の反応にまんざらでもな…

駱駝の調律

数日留守にしていたが、この日調律が入るのに合わせて一時帰宅。調律は昼から。午前中は片づけながら、オペラの新譜(といっても去年の)を通しで聴くなんて贅沢をしてしまったー。非常に良い録音だったから、それを通しで聴いたから、それがFigaroだったか…

マンマミーア

恐ろしく人の(というか私の)やる気をそぐ人物が我が家へやってきました。お陰で練習がはかどらない… どころか、開いた口をとじるのも面倒くさい。そんくらい、気力を吸いとられる。これは比喩ではなくって、口ポカンでひねもすのたりのたりしていた私。え……

身内

母方の大叔父が今日亡くなった。明後日が葬式とのこと。祖父の実弟とは思えないほど、器用な人だった。歌もうたったし、落語はなかなか巧かった。 高校のとき、友達と企画した発表会に呼んで一席弁じてもらったことがある。物心ついてから会ったのは、それが…

Stanley Sadie死去

モーツァルト研究のスタンリー・セイディ氏が先月21日に亡くなったそうだ。寡聞にして今ごろ訃報を聞いた。 「ニューグローヴ」の編纂者として知っていた。「2版(NG2)」は、ドイツ語力ゼロの私の心強い味方だったし、これからもそうありつづけるだろう(5…

今日は1時間ちょい電車に乗って他県のコンサートへ。Erard社のオリジナル楽器2台を使用してのソロリサイタル。会場はワイン庫。 ピリオド楽器+ワイン庫でサロン風を気どったらしいが、そんなムゥドは弾き手U野氏の技巧派っぷりでふっ飛んでしまった。凄ま…

はまりすぎ。

いいかげんドン・カルロ病完治して次の段階に進まないとやばい感じだー。(次=ブゾーニのファウスト博士)寝つけないと、枕元のHDDプレイヤー(アラームかけて置いてる)でElla giammai...やロドリーゴとの二重唱なんかを聴きだしちゃうし、そのうち「駄目…

追悼気分

というわけではないが、片付けをしながらヴェルディのメッサ・ダ・レクイエムを聴いた。1曲目レクイエムでの独唱の入り、各パートの性格づけの見事さに思わずよろめく。輝かしく切り出すテノール(このドミンゴの声!)、短調へと導くバス、闇のなかで自ら…

道化の足

V&Aで開催中のSpectres: When Fashion Turns Back展で、興味をひかれたのがこの、ハーレクインの足。

あと一月

(1)チャオという挨拶が、schiavo(奴隷)の語から来ているというのは有名な話。(2)楽器専攻生は楽器の奴隷だそうな。以上の伊語教師の発言をふまえると、毎日楽器にむかってciao!(=私はあなたの奴隷です)と呼びかけるのはすこぶる妥当ということになるな…

BBCのPrivate Passionsストリーミングを適当に区切りながら録音中。故E.サイードがゲストの回の再放送。ヴァーグナー、グールド、ヴォツェック、メシアン、フィッシャー=ディースカウ...というプログラムに混じって、ショパンのアンプロンプチュ2番なども…