はしりがき

今日は、目黒の庭園美術館(旧朝香宮邸)から学校へ直行、延々至近距離で「頭はnotはたらかせるためbut響かせるため」(自称)な人たちの声を聴いてクタビレタ。ちなみに、歌い手に必要なのは素質=声と知性だと、私はかねがね思っちょります。

アンソール展、素描やエッチングをじっくり眺めることができてたのしめました。
ただ、手もとにある72年と83-4年の日本での展覧会図録*1に今ざっと眼を通したかぎりでは、今回はやや手薄な印象がないでもないですねえ。まあ生で拝めただけ御の字だけど。図録も結局買わないで出てきちゃった。72年の図録には、自作バレ*2《愛の調べ》のあらすじ及び楽譜も一部載っているのだよ!
こうなったらオーステンドへ行くしかないなぁ。

*1:アンソール好きなので両方持ってる。変態とでもよんで。

*2:「バレ・パントミーム」。人形芝居とも。

薬籠計画

前回までのあらすじ=人気作品10本を自分の薬箱に入れたい(立志)。10作品選定済み。

今月は(もう6日ですが)椿姫と仲よくすることに決めました。月末の本番で二重唱やなんかをやるし。
今のところ手元にあるのはスコア譜と映像1本(ショルティ&ゲオルギュー)。
明日中には、ヴォーカル譜全曲とCD(やはりショルティ盤、あとクライバーレヴァインあたり。個人的にはコトルバシュが好きなので楽しみだ)、あと長田秋濤訳『椿姫』が手に入るはず。
秋濤は『椿姫』の訳者として有名なのかな? 旧幕臣の子で奇行で知られた文学者。
最後のは必要ない気もするが、こういう楽しみくらいは残しておこうよ。とくに好きなオペラでもないのだから、尾鰭をつけて、好きになる。

不覚

府中市美術館はけっこう好きで、会員になろうと考えたこともあるくらい。(遠いけど。)しかしこの展示会は見逃していた…本日終了。
木版画のぬくもり 小林清親から棟方志功まで
館蔵の清親を拝む機会だったのに!! 絵はがきもそろそろ買い足さなきゃ…

10

オペラがんばるといったけれど、伴奏法やこれぺてぃの人についてるわけではないので独学。

とりあえずメジャーどころは押さえとこうと思って、日本での人気作「10」本を考えてみた。
フィガロの結婚ドン・ジョヴァンニ魔笛セヴィリアの理髪師、椿姫、カルメン、こうもり、ラ・ボエーム、トスカ、蝶々夫人

でどうよ? プッチーニが三つもある…Cosiを外してトスカを入れるなんてマゾだ。
自分の好き作品10とかぶってるのはMozの2作のみ。