ヴァン・ダイクといえば、

アガサ・クリスティが60年代ファッションをヴァン・ダイク風と呼んでたのが…
数日前、入浴中に読んだ『第三の女』(たしか1966)は、70歳後半にさしかかったクリスティが、彼女なりに当時の文化をフィーチャーしたポワロ物の一作。(同居人が風呂場に放置しておいたもの)

当時のファッションの潮流を目して、ヴァン・ダイクのような、復古時代のような摂政時代のような、とさかんにいっていたのが印象的だった。そう見えたのかー。じゃ、歴史との断絶ではなかったのね。

それにしてもクリスティの小説って、最後でヒロインに良縁がおとずれるのが多くないか? と同居人と笑った。