GKC3

一月前(id:moma_anki:20050420)にチェスタトン断ちを宣言したにもかかわらず、抜けられずに今に至る。

ちょうどBBC R4で『奇商クラブ』ラジオドラマ(全6回)なんかがやってたせいもあるのだけどー…
つまりは自分が意志薄弱なのです。だって、GKCの文章、気味がよすぎる。

書店に行っても、ふだんは寄りつかないミステリの棚で物欲しげに、「ブラウン神父解体新書」「ブラウン神父の英国」状のものをさがしてしまう。無いってば。
と思ったら……これは私が思いえがいているものですか?
『ブラウン神父』ブック
現物で確かめようと古本をネットで注文。


ボルヘス&ビオイ=カサーレスの『ドン・イシドロ・パロディ六つの難事件』ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件

これは、パスティーシュではないのか? …ちがうみたい。でも「ブラウン神父」なる人物も出てくるようだ。読んでみよう。

ボルヘスといえば、先日「バベルの図書館」叢書(国書刊行会)のチェスタトンの巻を古本で購入。きれいな本が手に入ってうれしい。何より訳が富士川氏なのがうれしい。中村氏訳はあまり好きでないので。創元社でも吉田氏訳はなんかよい のですが。
『ポンド氏の逆説』より「三人の黙示録の騎士」、『ブラウン神父の童心』より「奇妙な足音」「イズレイル・ガウ」「アポロンの眼」、『知恵』より「イルシュ博士の決闘」を所収。

一月前に注文した『木曜の男』の注釈本は未入荷。焦らさないでくれー!!

2,3日前に行った西洋美術館のショップで立ち読みした本。『世紀末の赤毛連盟』。GKCファンとしては、彼の作品に言及しないのは片手おちでないか?と思ったりするものの読んでみよう。